松坂屋銀座店跡地、銀座エリア最大級の大規模複合施設2017年4月開業へ。

投稿日:2016/05/12 16:48 更新日:

銀座六丁目10 地区市街地再開発組合(東京都中央区、理事長 茶村俊一)が推進している「銀座六丁目10 地区第一種市街地再開発事業」が、2016年5月11日(水)に上棟したことを発表した。
今後は、2017年1月末の建物竣工を目指し、事業を推進。オフィスは2017年2月1日引き渡し開始、商業施設および文化・交流施設「観世能楽堂」の開業は2017年4月を予定している。

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「銀座六丁目10 地区第一種市街地再開発事業」は、東京都中央区銀座にある「松坂屋銀座店」跡地を含む街区(銀座六丁目10 番)ならびに隣接する街区(銀座六丁目11 番)の2つの街区で構成された約1.4haを一体的に整備する再開発事業で、東京を代表する国際的な商業・業務・観光拠点を目指し、約46,000㎡(約13,900 坪)の商業施設や、都内最大級の1フロア貸室面積約6,100 ㎡(約1,850 坪)の大規模なオフィス、文化・交流施設「観世能楽堂」などから構成された、銀座エリア最大級となる大規模複合施設を計画している。

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また、屋上庭園や観光バス等の乗降スペース等による来街者を迎え入れる施設の導入、安全で快適な交通・歩行者ネットワークの強化・拡充、さらに、非常用発電設備や防災用備蓄倉庫等も整備し、地域に開かれた場所として、来街者の利便性と快適性を高めるとともに、災害時の地域全体の防災機能向上も図りたいとしている。

銀座の“新しい顔”となる外装デザインは、建築家である谷口吉生氏が意匠統括、また、実施設計は、銀座六丁目地区市街地再開発計画設計共同体(鹿島建設株式会社、谷口建築設計研究所)が行う。中央通りに面する約115mの外装デザインは、既存の街並み、周辺の商業施設との連続性を図るとともに賑わいを創出。4層吹き抜け(2階~5階)の内部空間は、上部から自然光が差し込む心地良い空間となる予定となっている。

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商業施設の内装デザインは、ラグジュアリーブランドブティックやレストランのデザインワークを数多く手が
ける、キュリオシティ/グエナエル・ニコラ氏が担当。各店舗を引き立てる、トータルな質の高さを重視し、ストーリーのある、上質な空間で新しいスタンダードを目指したデザインを展開。
「Life At Its Best〜最高に満たされた暮らし〜」をコンセプトに、ファッション・ライフスタイルからレストラン・カフェに至るまで、ハイクオリティ・ハイクラスのテナントを誘致し、世界中のお客が楽しめる環境・サービスソリューション機能を持ち合わせた新しい都市型商業施設を創出したいとしている。
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施設建築物概要:施行区域面積 約1.4ha
用途:店舗、事務所、文化・交流施設、地域冷暖房施設、駐車場
敷地面積:約9,080 ㎡
階数:地下6階、地上13階
建築物の高さ:約56m
延床面積:約147,900㎡
構造:鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造

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