サンクトガーレン 国産ホップ1号の“かいこがね”を使った「フレッシュホップIPA」を限定販売

投稿日:2022/08/26 16:04 更新日:

サンクトガーレンは今年8月に山梨県北杜市で収穫した国産ホップ1号の“かいこがね”を使ったビール「フレッシュ ホップ IPA」を2022年9月8日(木)より数量限定で販売します。今夏は過去最高量の収穫があったため、ビールにも過去最高量のホップを使用。ホップ畑をそのまま詰め込んだような、フレッシュで瑞々しい香りが楽しめるビールとなっています。

サンクトガーレンは2012年より山梨県北杜市でホップ収穫の手伝いをし、それをビールに使用しています。
例年の収穫量は130kg前後ですが、今年は過去最高の176kgの収穫ができ、ビールにも過去最高量のホップを使用しています。

ホップはビールの主原料で、主に香りと苦味のもとになります。通常、ビールに使うホップは夏に収穫したものを長期保存できるように乾燥処理したものです。1年中安定した品質のホップを使うために乾燥処理は欠かせません。しかし、その工程で香りの成分が揮発することも避けられません。

でもこのビールには、何の成分も失われていない摘みたてホップをそのまま使用しています。
とれたてホップを使ったビールは、限られた場所(ビール醸造所とホップ畑の距離が近い)、限られた時期(ホップの収穫時期)しか造れない特別なものです。

この「FRESH HOP IPA」は山梨県北杜市で8月7日に収穫した“かいこがね”ホップを、すぐ神奈川の工場に持ち帰り醸造したビールとなっています。初回のホップ投入は収穫から24時間以内に行われています。

かいこがねホップは農林水産省に品種登録された国産ホップの第1号です。漢字で書くと“甲斐黄金”。山梨県北杜市生まれのホップで、昭和初期は市内800軒の農家が栽培していましたが、今ではほんの数軒しか栽培していません。生育段階の一時期に葉が黄金色になることから、この名前がついたと言われています。フローラルな柑橘の香りが特徴です。

FRESH HOP IPAはマッシュホップ(※1)にはじまり、醸造工程で4回のホップ投入、さらに二次発酵中に2回のドライホップ(※2)を施しています。
※1 通常は麦汁の煮沸段階で入れるホップを、その前の麦汁をつくる糖化段階でも入れてしまう工程。
※2 主発酵の終わったビールに、さらにホップを添加する工程。熱や発酵による影響を受けないため、ホップのフレーバーを強力にビールに添加することが出来ます。

通常のビールの約2倍の7回ものホップ投入を経て完成したビールは、栓を開けてグラスに注ぐと、まるでホップ畑の中にいるような青々とした香りが広がります。

ホップの香りを存分に楽しめるよう、ボディ(糖度)は極限までドライに仕上げたBrut IPA(ブリュットアイピーエー)スタイル。苦味は控えめにし、青々とした柑橘を思わせるホップフレーバーだけをビールに凝縮させました。ドライな飲み口に圧倒的ホップ感。 “ホップのシャンパン”のようなビールとなっています。

FRESH HOP IPA 商品概要

商品名:FRESH HOP IPA(フレッシュ ホップ アイピーエー)
アルコール:6.5%
ボトル内容量:330ml
希望小売価格:506円(税込)
販売場所:オンラインショップ、サンクトガーレン取扱い各店。公式サイトに随時掲載

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