サンクトガーレン 傷リンゴを活用したアップルパイ風味のビールを秋冬限定で販売

投稿日:2022/09/14 16:14 更新日:

サンクトガーレン有限会社は長野県伊那市の“傷リンゴ”を活用したビール「アップルシナモンエール」を2022年9月22日(木)から秋冬限定で販売します。

このビールの製造は“傷リンゴ”約500個を厚木市内の製パン店のオーブンを借りて焼きリンゴにするところからスタート。その様子はビール造りというより、お菓子づくりです。1日かけてリンゴを焼き、翌1日かけてビールを仕込んでいます。

ベースのビールは軽く焦がした麦芽(モルト) “カラメルモルト”を特徴的に使用した琥珀色のビールとなっています。このモルトは食べるとカラメルソースのような甘く香ばしい味がし、ビールにも同様の風味をもたらします。その風味と焼きリンゴなどの副原料の風味が相まってアップルパイのような味わいのビールになっています。

長野県伊那市の“傷リンゴ”を有効活用

アップルシナモンエールに使用しているリンゴは長野県伊那市の“傷リンゴ”となっています。風に揺られ枝と擦れて傷や割れがあったり、色や形(サイズ)にバラつきがあるなど、通常品としては売り物にならない果実を買い取ってビールに加工しています。台風が直撃した年には、その被害にあった果実も活用してきました。

関係者の話では、こういった傷リンゴは収穫量全体の3分の1量にもなると言います。これらを加工品に有効活用することで食品ロス削減につながり、SDGs達成に貢献しています。

1回の仕込みに使用しているのは約500個のリンゴで、1シーズンで2500~3000個のリンゴを使う見込みとなっています。
9月はつがる、 10月はジョナゴールド・紅玉・シナノスイート 、11月はふじ、と季節の移ろいとともに旬の品種を使っています。

アップルシナモンエール商品概要

【商品名】 アップルシナモンエール(発泡酒)
※このビールには日本の酒税法で認められている以上の量のリンゴを使用しているため“発泡酒”表記となっています。麦芽率は高いので税率はビールと同じです。
【内容量】 330ml
【希望小売価格】 506円(税込)
【販売場所】同社オンラインショップ、日本橋高島屋、京都高島屋、東急百貨店 吉祥寺店、東武百貨店 船橋店、ほか公式サイトに随時掲載
【発売日】 2022年9月22日(木)~秋冬限定

アップルシナモンエール ハロウィンバージョンを9月22日より同時発売します

日本ではハロウィンといえばカボチャですが、欧米ではリンゴも欠かせないもの。
それにちなみ、ラベルのリンゴ部分がジャック・オー・ランタンになったハロウィンラベルを9月22日~10月末まで販売します。ハロウィンギフトにもお薦めとなっています。

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