「東京喫茶店研究所」2代目所長がセレクト 阪神百貨店に各地の純喫茶が大集結

投稿日:2023/11/01 11:54 更新日:

大阪の阪神百貨店に、各地の純喫茶が大集結します。
2,000軒以上純喫茶を巡った難波里奈さんが、全国からお気に入りの純喫茶をセレクトしました

阪神梅田本店 1階 食祭テラス 「純喫茶ハンシン vol.3」
11月8日(水)→11月13日(月)

甘く切ない青春の思い出は、 古きよき喫茶店とともに。

いつものお店、お決まりの席。「どのレコードが好き」 だとか「プリンは固めがいい」だとか、珈琲の香りに包まれながら他愛もなく笑い合った日々。一緒に飲んだクリームソーダは甘く爽やかで、どこか儚くて。 時が止まればいいと願ったあの場所は今も、変わらない姿で私を迎え入れてくれる。どんな映画よりも美しいあの日の記憶に想いを馳せて。いつまでも愛したい喫茶店フォーエバー。

難波里奈さんオススメの純喫茶~限定出店編~

これまで巡ってきた純喫茶は2,000軒以上!架空の研究所「東京喫茶店研究所」2代目所長を務める難波里奈さんが、全国からお気に入りの純喫茶をセレクトしました。入れ替わり制で出店するお店を確認下さい。

京都「喫茶ソワレ」
ゼリーポンチ (1人前)935円
11月8日(水)→10日(金)限定出店
※トッピングのフルーツは変更する可能性があります。
フランス語で“夜会・素敵な夜”を意味する“ソワレ”。店内を青い光が包み、夢見心地な空間が広がります。約50年前から変わらぬレシピで作られるゼリーポンチは、カラフルな見た目とは裏腹に甘さひかえめの大人な味。

京都「珈琲の店 雲仙」
コーヒーとホットケーキのセット (1人前)1,320円
11月11日(土)→13日(月)限定出店
京都に喫茶文化が芽吹き始めた1935年に創業。少し低めのテーブルに革張りのソファ、古いレコードが並ぶ木製の棚など、ディテールの一つ一つにお店が紡いできた歴史を感じることができるようになっています。創業時から今も現役の焙煎機で自家焙煎するコーヒーと、主に国産素材を使用して作る、もっちりふんわり食感が自慢のホットケーキをぜひ。

長野・松本「珈琲美学アベ」
モカクリームオーレ (1杯)900円
11月8日(水)・9日(木)限定出店
1957年、先代夫婦が開いた小さな珈琲店が物語の始まり。城下町・松本の喫茶文化を牽引するお店から、自慢のモカクリームオーレが登場します。モカアイスの上から、コーヒーとミルクを注ぎ入れる店主の技にも注目ください。

京都「マリ亞ンヌ」
ソーダパフェ (1人前)各1,300円[各日販売予定数150]
11月10日(金)・11日(土)限定出店
布張りの壁、大きな丸窓に貝飾りのランプ...。創業時の1973年から残る装飾品に囲まれ、まるで時空を超えたような気分になれる純喫茶。クリームソーダとパフェが一つになった“ソーダパフェ”はラムネ味の青、メロン味の緑、ピーチ味のピンクから選ぶ事ができるようになっています。

東京・神保町「さぼうる」
クリームソーダ (1人前)各750円[各日販売予定数 各30]
いちごミルク (1人前)750円[各日販売予定数30]
11月12日(日)・13日(月)限定出店
本の街、東京・神保町で60年以上愛され続ける「さぼうる」。トーテムポールやダイヤル式の赤い電話、壁いっぱいの落書きや民芸品がひしめき合う、混沌とした世界観が魅力のお店となっています。プレゼンターの難波里奈さんが「さぼうる」を舞台に手掛けた絵本『なないろのクリームソーダ』に描かれている名物のクリームソーダが登場。味は定番のメロン・いちご・ブルーハワイ・レモンのほか、オレンジ・ぶどう・カルピスを用意しました。

難波里奈さんオススメの 純喫茶~連日出店編~

難波さん御用達のお店から、期間中連日出店する純喫茶を特集。何度も通い詰めたくなる素敵なお店が並びます。

大阪・東梅田「喫茶サンシャイン」
サンシャインブレンド (1杯)601円
喫茶サンシャイン特製ビーフカレー (1人前)1,375円
銅板の天井やシェードがオレンジ色の光を放つ、昭和風情漂う都会のオアシス。マスターの橋崎光男さんと、ハン ドドリップコーヒーのコンテストで入賞経験を持つ息子の卓さんが2人で営むお店となっています。看板メニューは、コクが あるのにキレのよい“サンシャインブレンド”。黒毛和牛を使い、隠し味に自家焙煎コーヒーを効かせた特製ビーフカレーもおすすめとなっています。

大阪・難波「アラビヤコーヒー」
ブレンドコーヒー (1杯)550円
自家製プリン (1人前)800円
創業72年を迎えた、大阪・難波が誇る純喫茶の代表格。木製の長いカウンターが伸びる店内には、先代のマスターである髙坂光明さんが作った木彫りのメニューやオブジェが置かれ、ぬくもりあふれる空間となっています。コーヒーは創業当時から自家焙煎にこだわり、2代目マスター・明郎さんは季節によって焙煎を変え、さらなるおいしさを追求し続けています。奥さまの久美子さんが作るプリンは、しっかりと固めでファンの多い一品となっています。

京都「前田珈琲」
スペシャルブレンド龍之助 (1杯)イートイン550円・テイクアウト540円 / (豆200g) 1,350円
半世紀にわたって京都の人々に愛され続ける、言わずと知れた喫茶の名店。苦みひかえめでほのかな酸味を感じる“スペシャルブレンド龍之助”は、お店で一番人気の味となっています。マイルドでありながらしっかりとしたボディで、数多のコーヒー好きを魅了してきた一杯となっています。

ここに行けば喫茶ツウ! 関西の純喫茶

喫茶ツウに愛される関西の名店が登場します。

京都「市川屋珈琲」
市川屋ブレンド (1杯)550円
フルーツサンド (フルサイズ/1人前)1,401円・(ハーフサイズ/1人前)721円
※イートインはフルサイズ、テイクアウトはハーフサイズでの提供となります。
祖父・父・兄が清水焼の作家というマスターの市川陽介さんが、祖父の工房だった築200年の町屋を改造して2015年にお店をオープンしました。ドリンクの種類に合わせて、父や兄が作る清水焼の器を使い分けして提供。かつて台所だった14mの吹き抜けの空間には大きな焙煎機があり、店内いっぱいに豆の芳しい香りを届けています。創業時から人気のフルーツサンドは、季節ごとに果物の組合せや切り方、合わせる器も変えるため、“一期一会の出会い”を楽しむ事ができる看板メニューとなっています。

大阪・河内山本「ゼー六」
アイスもなか<バニラ> (1個)170円
アイスもなか<抹茶・ココア・ストロベリー・小豆> (1個)各240円
※ドライアイス(1パッケージにつき100円)も用意しています。
大正2年の1913年に和菓子屋として創業しました。昭和初期からアイスクリームを販売し、戦後に喫茶を始め、今年で110周年を迎える「ゼー六」。手作りの“アイスもなか”は、老若男女に愛され続ける名物となっています。昔ながらのアイスクリンを思わせる定番のバニラ味から抹茶、ココアまで全部で5種類のフレーバーが登場します。

大阪・河内山本「ゼー六」
クリームコーヒー・クリームソーダ<メロン・マスカット・オレンジ> (1杯)各580円
※プラカップでの提供となります。
店舗移転前の北浜・道修町時代に販売していたクリームドリンクが期間限定で復刻。昭和初期から続くこだわりのハンドドリップで淹れたオリジナルブレンドのアイスコーヒーや、甘酸っぱいフルーツシロップを加えたソーダの上に、「ゼー六」自慢のバニラアイスをのせました。さっぱりとしたバニラアイスは、どのドリンクにも好相性となっています。

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