ちょっとしたお掃除に便利なハンディモップ。愛用している方も多いかと思います。私もその一人ですが、ササっと手軽にホコリがとれて便利ですよね。
私は、前に失敗して以来、メジャーなメーカーしか勝たんと思っていたのですが、値上げラッシュが続く昨今、ランニングコストがお財布に響いてツライ……。
そこで、初めてダイソーのハンディモップを買ってみました。
(画像:時事)
■360℃ふっわふわ♡使うのがもったいないくらい
今回、私が購入したのはダイソーの『360℃ふわっとハンディモップ』110円(税込)です。取替用は3枚入りで110円(税込)。
先にお伝えした理由で、これまでは見向きもしなかったのですが、ダイソーの店頭で手に取ってみると、思っていた以上にハンドルがしっかりしていて目からウロコ。
複数の種類があるハンディモップの中から、360℃の文字に惹かれてこちらに決定!
メジャーなメーカーでも360℃ハンディモップは販売されていますが、普段使いの片面タイプよりもさらに値段が高くて、これまでは使ったことがなかったので。
パッケージから出して少し手でほぐしてみると、ご覧の通りふっわふわ。まるで小型犬の毛並みのようで、ずっと触っていたくなるような心地よさがあります。
360℃びっしりなこのふわふわ繊維が、狭いすき間にまで入り込んでミクロのホコリをしっかり吸着してくれるのだとか。ワクワク。
■お掃除の前に……ここが違う!を検証してみた
お掃除をする前に、いま使っている某メーカーのハンディモップ(以下、青)と比較検証してみます。
画像左がいま使っているハンディモップ、右が今回買ったダイソーのハンディモップ(以下、ダイソー)です。
まず、形状が大きく違います。青は角度がついていて床に置いても先が床につきません。一方、ダイソーはフラットな形状。本体を引っ掛ける用の穴や、モップに差しこむ部分の形状など、細かな違いがあります。
取替用のモップも比べてみました。画像上にあるのが青のモップ、下がダイソーのモップです。
一見すると、青のモップが長いように感じましたが、測ってみるとどちらも約18cmと同じ長さでした。大きな違いは、青は繊維が長く少ない、ダイソーは繊維が短く多いこと。
使ってみようとハンドルをモップに差してみたところ、ここでも違いがありました。どちらも引っかかりがあるのですが、ダイソーのほうがスッと差し込めます。取替のしやすさはダイソーに軍配が上がりました。
また、ダイソーのハンドルは青のモップに差し込めましたが、逆に青のハンドルはダイソーのモップに差しこむことはできませんでした。
コスパは段違い。青の取替用モップは1枚当たり約55円、ダイソーは1枚当たり約37円。差額は18円とわずかな差に思えますが、今後何十枚と使い続けることを考えると、かなり助かりますよね。
■お掃除してみた結果は……?
最後に、お掃除の効果を。お見苦しいものを見せて申し訳ないです……。テレビ画面・テレビ裏・テレビ台の裏や壁とのスペースを掃除しました。
不均衡にならないよう、右半分を青で、左半分をダイソーでお掃除したところ、結果は意外にもダイソーのほうが、ホコリをしっかり吸着してくれました。ビックリ。
これは、前から感じていたのですが、青はハンドルに角度がついている為、モップの先で掃除するにはやりやすいですが、モップ全体を満遍なく使いたい場合はちょっと使いづらい……。
対して、ダイソーはハンドルがフラットなので、モップ全体でホコリを吸着できます。
上の画像は、くるっと回した反対側。当たり前ですが……青は片面なので反対側では全く掃除できません。一方、ダイソーはくるっと回転させるだけで、まるで取り換えた直後のよう。
ただし、ハンドルも逆になってしまう為、使いづらさを感じる方もいるかな?と思いました。その場合は、一度ハンドルを抜いて逆に差し込めばOK。1枚で2度使えてコスパは二重丸!
■もう憧れるのやめましょう!?質もコスパも圧勝!
前回の失敗(といっても何年も前ですが……)以来、安かろう=悪かろうだと思っていたハンディモップ。
大手メーカー品をガンガン使える暮らしに憧れていた時期もありましたが、もう憧れなくてもダイソーに行けばじゃんじゃんお掃除できちゃいますね♪
今回、私なりに徹底比較してみたわけですが、ここまで進化していたとは正直驚きです。
私と同じように思っている方はだまされたと思って一度使ってみてはいかがでしょうか。
■商品名:ダイソー「360℃ふわっとハンディモップ」
・価格:110円(税込)
・商品番号:4550480222899
・原産国:中国
・材質:モップシート:ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレン、ハンドル:ポリプロピレン、成分(モップに添加している):流動パラフィン
・商品サイズ:9cm×30cm×2.3cm
・内容量:1個入
※商品情報は掲載時点のものです。レビューの内容は個人の感想です。
<取材・文・編集:GourmetBiz編集部>