サンクトガーレン、アップルパイ風味のデザートビール「アップルシナモンエール」を秋冬限定発売。

投稿日:2016/09/21 16:35 更新日:

サンクトガーレン有限会社(神奈川県厚木市/代表取締役 岩本伸久)は「アップルシナモンエール(http://www.sanktgallenbrewery.com/beers/apple-cinamone-ale/)」を、2016年9月23日(金)から 3月末までの秋冬限定で販売することを発表した。

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同商品は通常のビールの主原料である麦芽・ホップの他に、副原料として焼リンゴ・シナモン・メープルシュガーを使用したアップルパイ風味のビールである。
ベースは“カラメルモルト”を特徴的に使用した琥珀色のビールで、“カラメルモルト”は通常のビールに使う麦芽(モルト)をトーストのように軽く焦がしたもので、そのまま食べてもカラメルのような甘く香ばしい味がし、ビールにも同様の風味をもたらす。それをベースに焼リンゴ・シナモン・メープルシュガーを加え、アップルパイのような風味に仕上げている。

■長野県伊那市の“訳ありリンゴ”を有効活用
同商品には、長野県伊那市の“訳ありリンゴ”を使用。収穫前に落果し表皮に傷ができてしまったもの、色ムラがあるものなど、難があって売り物にならずに廃棄される運命のリンゴを買い取ってビールに加工している。こうした廃棄リンゴは全体収穫量の3分の 1にもなると言われているという。

■まるでお菓子作り。製パン店のオーブンで、焼リンゴをつくるところから
このビールの仕込みは厚木市内の製パン店のオーブンを借り、500個のリンゴを焼きあげるところからスタート。丸1日かけてリンゴを焼き、翌1日かけてビールを仕込んでいる。

【商品概要】
・商品名:「アップルシナモンエール」(発泡酒)
・内容量:330ml
・希望小売価格:429円(税抜)
・販売場所:同社オンラインショップ、京王百貨店新宿店、
東急百貨店(本店、東横店、レシピ青葉台店)ほか
・発売日:2016年9月23日(金)~2017年3月末まで

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※日本の酒税法ではビールの原料として果物やスパイスの使用が認められていないため、アップルシナモンエールは麦芽率が高いにも関わらず表記は「発泡酒」。麦芽率は高いので税率はビールと同じ。

■アップルシナモンエール“ハロウィンバージョン”を同時発売
アップルシナモンエール ハロウィンバージョンを9月23日~10月末までの期間限定で販売。
ハロウィンバージョンはラベルのリンゴ部分がジャック・オー・ランタンになっていて、ハロウィンパーティーやギフトにも最適。
http://www.sanktgallenbrewery.com/news/halloween.html

<ハロウィンとリンゴの関係>
ハロウィンの起源とされる祝祭の1つ「ポーモーナ祭」は果実の女神ポーモーナに豊穣を祈願するお祭り。そのポーモーナのシンボルがリンゴであったことから、海外のハロウィンシーンではお菓子に、ゲームに、リンゴは欠かせないものである。
例えばハロウィンシーズンに欠かせないお菓子の1つ“キャラメルアップル”は日本のリンゴ飴のキャラメル版。ハロウィンに子供が「Trick or Treat!(いたずらかお菓子か?)」と言って近隣の家庭をまわるのは有名だが、カナダやアメリカの一部では「Halloween Apples!(ハロウィンのリンゴ頂戴!)」と言って回る地域があるという。
また、ハロウィンに行われる伝統的なゲーム「Bobbing for Apples(アップルボビング)」は、バケツに水を入れてリンゴを浮かべたら準備完了。手を使わずにリンゴをくわえ取り、その早さや数を競う。
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