マイボイスコム株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高井和久)は、同社で提供している新しい「テキストマイニングサービス(Text-Voice)」を用いて、自主調査で実施した「エナジードリンクに関するアンケート調査」の自由回答を分析し、「エナジードリンクを飲みたくなるとき」に関する、約2,700件の自由回答を分析した結果を発表した。
■自主調査の結果:http://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=19303
■Text-Voice概要:http://www.myvoice.co.jp/menu/txt-voice.html
【エナジードリンクに求められているのは、「疲れからの回復感」と「元気」】
「テキストマイニングサービス(Text-Voice)」では文章を最大で6つの言葉の組合せで分類することが可能である。
今回の約2,700件の自由回答を同サービスで解析したところ、エナジードリンクを飲みたい理由としては、「疲れが少しとれて回復」する、「なんとなく元気が出る気がする」が多く挙がった。(図表1)
また、仕事で元気になりたいとき、気分転換、すっきりしたいときなどのシーンで飲みたくなるようである。
<図表1 発言集計> ※発言量上位項目のみ抜粋
【「たまに無性に飲みたくなる」「美味しいからたまに飲む」といったライトなファンが存在】
さらに分析を進めたところ、エナジードリンクを飲みたくなる背景には様々なパターンがあることが判明。(図表2)
疲れた時、元気になりたいとき、眠気を覚ましたいとき、気合を入れたいとき、手軽にエナジーチャージできる飲料として捉えられていることがわかる。
また、たまに無性に飲みたくなる、たまに美味しいから飲みたくなるといったライトなファン層の意見も見られ、効能というよりも、エナジードリンク自体の独特な魅力、世界観をつくりあげていくこともまた、重要であることが伺える。
<図表2 発言構造>
【年齢が高くなると機能性を、若年層ほど味や炭酸、飲み物としての美味しさを求める】
年齢ごとの傾向を分析してみると次のような傾向が見られた。
■年齢が高くなると
・運動の時の補給
・のどの渇きをいやす
・体によさそう
■年齢が若いほど
・元気が出そう
・すっきりできそう
・仕事で頑張るときに手頃
・美味しいから飲む
・炭酸の味が好き
年齢層が高いと機能や効能を求め、若くなるほどエナジードリンク自体の味や刺激を楽しむ傾向が強まることがわかる。(図表3)
<図表3 年齢>
以上のように消費者自身の言葉を分析することで、エナジードリンクについての消費者の気持ちの現状を整理することができ、今後進むべき方向を探る手掛かりにすることが可能である。
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