2015年流行が期待される「怪味」調味料とは。生活トレンド研究所が今年流行しそうな万能調味料を予測レポート。

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株式会社オールアバウト(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:江幡 哲也)が運営する「生活トレンド研究所」は、2015年第1弾のレポートとして「2015年に流行しそうな“万能調味料”」を発表した。

おにぎらず

調味料は、古くは「砂糖」「塩」「醤油」「味噌」などがあるが、昨今では2009年頃に「食べるラー油」、2011年頃に「塩こうじ」、そして昨年には「塩レモン」などといった、一風変わり種だが“万能性”のある調味料が主婦層を中心にブームとなっている。そこで、「生活トレンド研究所」では、調味料に詳しい専門家(ガイド)と共に新たに話題になりそうな“万能調味料”について、次のように予測した。

■「生活トレンド研究所」のURL:http://allabout.co.jp/trend_lab/

1)昨年末あたりから話題になっている調味料が、中国・四川省出身の「怪味」。 鶏むね肉を使った唐揚げや蒸し鶏、豆腐やサラダに合うと評判に
今年流行りそうな「万能調味料」として生活トレンド研究所が注目したのは、昨年末あたりからWebメディアなどを中心に話題になっている「怪味(かいみ)」。「怪味」とは、中国・四川省生まれの調味料で、辛味、甘味、酸味、塩味に加え、“しびれ”や香り高さも加わった混合調味料。芝麻醤をはじめ、花椒(ホワジャオ)、豆板醤、ごま油、醤油、砂糖、酢、香味野菜などが入っているだけあり、味わえば味わうほど複雑な味が楽しめるのが特徴。中国では「怪味鶏」という、満漢全席にも登場する由緒ある料理の調味料としても使われているように、特に鶏肉との相性が良い調味料だが、現地ではほかにも豆腐にかけたり、麺にあえて提供しているお店もある。
この「怪味」は、本場のものはかなり辛味やしびれが強いが、日本ではマヨネーズなどで“コク”を追加することによってよりマイルドにした「怪味ソース」として唐揚げ専門店などで提供されるようになり、話題となっている。

さらに、銀座にある台湾屋台料理店「来来」では「台湾風マヨネーズサラダ」に“怪味”が使われていたり、武蔵境にある四川料理店「好好」では「怪味やっこ」や「怪味鶏」、「怪味麺」といったメニューが展開されている。

2)「怪味+マヨネーズ」など、「怪味+α」でどんな料理にも合う。まさしく「怪味」は今年最注目の“万能調味料”

All About「調味料」ガイドの青木敦子氏は「怪味」について次のようにコメントしている。
■材料を混ぜるだけで完成する「怪味」は、食べたいときに食べることができる便利な調味料
「昨年流行った「塩レモン」はモロッコ生まれの調味料。家にある、あるいはスーパーなどで簡単に手に入る調味料で作ることができ、かつ作り方も簡単であることで話題となりました。「怪味」も同じく海外(中国)が発祥の地で、家にある、あるいはスーパーなどで手に入る調味料をまぜるだけで作ることができますので、新たに今年流行する調味料ではないかと注目しています。また、「塩レモン」は完成するまでにある程度の期間を要しますが、「怪味」は材料を揃えれば混ぜるだけで完成しますので、食べたいときに食べることができるという簡便さも流行する要因の一つとして挙げられるでしょう。」

■基本的な「怪味」を作っておき、そこにマヨネーズなどを“ちょい足し”するだけで様々な料理に合うソースに早変わり
「さらに、今回紹介する本場のものより辛味としびれの要素を“ピリ辛”程度に抑えた基本的な「怪味」は、小さなお子様でも食べることができると思います。この「怪味」をある程度作っておけば、家にある他の調味料、例えばマヨネーズや中濃ソースなどを“ちょい足し”することによって、揚げ物やお好み焼きといった粉もの、そうめんやうどんなどのつけだれといった幅広い料理に使うことができるというのも主婦層に受け入れられる要素となります。」

3)専門家が基本の「怪味」と“ちょい足し”レシピを伝授。週末に作り置きするだけでスープやトースト等にも活用できるメニューを紹介

■基本の「怪味」レシピ
【材料】
砂糖:大さじ2 1/3杯
酢:大さじ1杯
醤油:大さじ2杯
豆板醤:小さじ1杯
ラー油:小さじ1 1/2杯
練りゴマ(白):大さじ2杯
生姜のすりおろし:小さじ1/2杯
ニンニクのすりおろし:小さじ1/2杯
葱のみじん切り:5cm
花椒(粉):小さじ1/2杯
ナンプラー:小さじ1/5杯(ナンプラーが無い場合は醤油大さじ1/3を追加)

【作り方】
・全ての材料をよくまぜあわせ、ソースを作ります。

■基本の「怪味」活用レシピ“おにぎらず”
【材料】
ご飯:300g
焼きのり(全形):1枚
ツナ缶:1缶(80g)
葱:5cm
基本の「怪味」:大さじ2杯

【作り方】
1)ボウルに油を切ったツナ缶、みじん切りにした葱、怪味をよく混ぜあわせる。
2)海苔は4等分に切る。
3)海苔1枚にご飯を75g程度ずつのせ、その上に1)を2等分したものを塗り、挟む。半分に切ってお皿に盛る。

■「怪味」のおすすめ“ちょい足し”アイテム
【おすすめ1】
怪味:大さじ1杯
中濃ソース:大さじ1杯
フライもの全般のソースとして、粉もの(お好み焼きやチヂミ)のソースなどに合う。

【おすすめ2】
怪味:大さじ1杯
焼き肉のタレ(中辛):大さじ1杯
卵料理全般(卵かけご飯や目玉焼きなど)、そうめんやうどんなどと和えたり、納豆などにも合う。

【おすすめ3】
怪味:大さじ1杯
マヨネーズ:大さじ1杯
鶏料理(からあげ、蒸し鶏等)、サラダ、豆腐(冷奴や湯豆腐)、フライドポテトなどに合う。

■「ちょい足し怪味」を使ったおすすめレシピ“蒸し鶏入りサラダ”
【材料(2人分)】
鶏胸肉:1枚
酒:大さじ1杯
怪味+マヨネーズソース:大さじ4杯
ブーケレタス(またはレタス):4枚
パプリカ(赤・黄):各1/4個
ベビーリーフ:1袋(約40g)
トマト:1/2個
怪味+マヨネーズソース:大さじ2杯

【作り方】
1)鶏胸肉は厚さを均等にし、耐熱皿にのせてお酒を振りかけ、ラップをして500wのレンジで3分程度温め、裏返して更に2分程度火が通るまで温める。薄くスライスし、ボウルに入れて怪味+マヨネーズソースを和える。
2)ブーケレタスは食べやすい大きさにちぎり、トマトは8等分のくし型切りにし、パプリカは千切りにしておく。
3)ボウルに2)、ベビーリーフ、怪味+マヨネーズソース(大さじ2)を入れて混ぜ合わせ、1)を加えて更に混ぜ、良く馴染んだらお皿に盛りつける。

■「怪味」を使ったスピード料理
1.ピリ辛「怪味」スープ
【材料(2人分)】
水:400ml
基本の「怪味」:大さじ6杯
鶏ささみ:1本
葱:10cm

【作り方】
1)鍋に水、怪味、鶏ささみを加えて火にかける。
2)ささみに火が通ったら取り出して、裂いておく。
3)1)の鍋に2)、小口切りにした葱を加えて一煮立ちしたら、器に盛りつける。

2.ピリ辛納豆チーズトースト
【材料(2人分)】
食パン:2枚
トマト:60g
納豆:2パック
ピザ用チーズ:50g
基本の「怪味」:大さじ3杯
オリーブオイル:適量
(飾り)
パセリのみじん切り:適量
ベビーリーフ:適量

【作り方】
1)ボウルに1cm角に切ったトマト、納豆、怪味ソースを加えて良く和える。
2)食パンの表面にオリーブオイルを塗り、1)をのせる。最後にピザ用チーズを散らす。
3)オーブントースターで7~8分程度焼き色が付くまで焼き、パセリのみじん切りを散らす。
4)お皿に盛りつけて、ベビーリーフを飾る。

■All Aboutガイドプロフィール
「調味料」ガイド 青木 敦子(あおき あつこ)
料理研究家・栄養士。イタリアを中心に40回以上渡欧して各地で料理を学び、現在イタリア料理教室を主宰。ほかにもテレビ番組のフードコーディネートをしたり、オリーブオイルソムリエとしてセミナー講師をするなど、幅広く活動中。

■「生活トレンド研究所」について http://allabout.co.jp/trend_lab/
「生活者のトレンドと未来をひも解くマーケティング・チャネル」であることをミッションに掲げ、総合情報サイト「All About」で活躍する住宅、マネー、健康、グルメ、一般消費財等、様々な領域における専門家(=ガイド)が研究員となって、企業と生活者がより良い関係性を構築するための調査、市場分析を行なっている。その分野における高い専門性はもちろんのこと、生活者・実務家としての考えや想いも兼ね備えた「All Aboutガイド」ならではの分析・考察を重ねることで、表面的な定量データでは捉えられない新たな潮流や課題を浮き彫りにしていく。

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