こんなの誰も教えてくれなかった!シフォンケーキのレシピに革命が起きてる…桜ピンクがかわいい「かんたん桜シフォンケーキ」の作り方

投稿日:2022/03/23 9:01 更新日:

春といえば、景色を華やかに彩る桜をイメージする人も多いのではないでしょうか。そこで、今回は四季を視覚だけでなく味覚でも堪能できる桜スイーツレシピを紹介します。

上の写真は、春らしいビジュアルが目を引く可愛いスイーツ。見た目だけでなく、もちろん味も美味しく、桜の香りを楽しむことができるケーキです。

考案したのは、パティシエの江口和明さんで、その名も「かんたん桜シフォンケーキ」。江口さんならではアイデアが詰まった今回のレシピでは、油の代わりにホワイトチョコレートを使用。チョコレートに含まれる油分を使ってフワフワのシフォンケーキを作るレシピです。

鮮やかなピンクと桜の香りで、季節感も満点なので、贈り物にもぴったりかもしれません。

■ノンオイルの秘密はホワイトチョコレートにあり!

話題になったツイートはこちら。

まずは材料です。

【70cm型1台分】
・卵(MまたはL) …………… 4個
・きび糖 …………………… 100g
・薄力粉 …………………… 80g
・桜パウダー ……………… 15g
・ベーキングパウダー …… 3g
・ホワイトチョコレート … 30g
・水 ………………………… 80g

デコレーション
・サクラの塩漬け ………… 10−20輪
・生クリーム35% ………… 100g

■コツは「しっかり混ぜる」こと!

次に作り方です。

1. デコレーションの準備

サクラの塩漬けを水にさらし、塩抜きをします。使用する30分前には行ってください。

江口さん曰く「しょっぱいのが苦手な方は1日漬けておくと塩の味が全く抜ける」とのことなので、塩辛いのが苦手な方は参考にしてみてください。

2. 粉類を混ぜる

薄力粉、桜パウダー、ベーキングパウダーを合わせてふるいに入れます。3種類の粉がしっかりと混ざっている方が失敗が少ないそうで「必ずふるってください」とのこと。ダマは指で押すように潰してふるってください。

3種類の粉類を完全に混ぜるため、この作業を3回ほど繰り返します。

3. ホワイトチョコレートを溶かす

ホワイトチョコレートと水をボウルに入れ、600wのレンジに30秒かけます。これを5−6回繰り返します。

今回作るシフォンケーキは「サラダ油を使わない代わりにチョコレートの油を使って作る」のだそう。江口さん曰く「チョコレートの油とミルク分の美味しさが入るのでおすすめ」なんだそうです。

4. 卵黄と材料を混ぜる

卵を卵黄と卵白に分け、卵黄を3に全量一気に加えます。よく混ぜたら2でふるった粉を入れ、泡立て器でしっかりと混ぜ合わせます。「混ぜすぎることはないのでしっかり混ぜる」のがポイントとのことで「しっかり混ぜたほうが失敗しない」のだそうです。

5. メレンゲを作る

ボウルに卵白ときび糖を入れます。メレンゲ作りのポイントは、きび糖を「最初から全部入れる」こと。江口さんが言うには「最初から全部入れたほうがしっとりするメレンゲができる」のだそう。

泡立て器で軽く混ぜたら、最高スピードで一気に泡立てていきます。泡立ってきたら速度を中程度にし、再度混ぜます。2段階の速度を使い分けることで「中のキメが整う」のだそう。持ち上げた時に先が少し曲がるくらいの固さまで混ぜます。

6. オーブンと型の準備

オーブンを180度に予熱します。型は紙ではなく、アルミを使用するのがおすすめとのこと。江口さん曰く「アルミの型に生地が貼り付いてカラッと焼き上がる」のだそうです。

7. 生地とメレンゲをあわせる

4の生地にメレンゲを少し入れ、泡立て器でしっかりと混ぜ合わせます。固さが和らぎ滑らかな状態になったら、残りのメレンゲと生地を全て合わせ、ゴムベラで掬い上げるように混ぜます。

江口さん曰く「混ぜすぎたら萎んじゃうとかは無い」のだそう。生地がマーブル模様でなく、全体が同じ色になるまでしっかりと混ぜてください。

8. 生地を型に入れる

生地を全て型に流し入れます。流し入れたら竹串でクルクルと20回ほど混ぜます。こうすることで「余計な気泡がなくなってよりしっとりとして、目が詰まってフワッとする」のだそう。

混ぜたら170度のオーブンに入れ、約50分焼きます。

9. デコレーションの準備をする

塩抜きしたサクラ塩漬けをボウルから出し、ペーパーで押さえて水気を切ります。水気をきったらペーパーを敷いたお皿の上に、花を少し開くように整えて乗せます。いくつか同様にお皿に乗せたら600wのレンジで20秒ほど温め、ふんわりとドライな状態にします。

10. デコレーションをする

生地は焼き上がり後、常温で1時間程度粗熱をとり、完全に冷まします。

生地が冷めたら型から外し、泡立てた生クリームを乗せます。生クリームは「綺麗に塗らずに自然な感じで置いていく」デコレーションがおすすめなのだそう。

生クリームの上に、9のサクラの塩漬けを乗せたら完成です。

YouTubeでは、詳しい作り方が紹介されています。

■見た目も味もバッチリなレシピに感動!

このレシピにネット上では「ホワイトチョコだけでこんなに膨らむなんて!」「この時期ならではのシフォンケーキですね」「飾りの仕方もメリハリがあっておしゃれ」「プレゼントしても喜ばれそう」と、季節感たっぷりのレシピ公開に喜びの声が上がっています。

ホワイトチョコレートでここまでふんわりと、弾力があるシフォンケーキができるとは、驚きでしたね。見た目も可愛いノンオイルシフォンケーキを、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

■画像、レシピ提供:ショコラティエでパティシエの江口和明さん
東京や神戸の高級チョコレート専門店で研鑽を積み、その後「デルレイ」のベルギー本店で研修後、日本の「デルレイ」カフェのシェフに就任。現在は「パティスリー デリーモ」の総責任者として、シェフショコラティエ、シェフパティシエを務める。

さらに江口さんは、リッチなスイーツをご家庭でも簡単に再現できるようYouTubeでレシピを発信中。
KAZUAKI EGUCHIチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCluB47fcS-RnvNjPHrXYS5Q

DEL'IMMO公式サイト:https://de-limmo.jp/

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