日々の料理で起こりがちな「お肉の解凍忘れ」のピンチを救う、驚きの裏技が話題です。
冷凍したお肉を前日から冷蔵庫に移し忘れた際、電子レンジで急激に解凍すると、加熱ムラや大量のドリップが発生して品質が落ちてしまいます。
そんな失敗をきれいに防ぐ画期的なアプローチが「氷水解凍」です。
「解凍したいのに冷たい氷水を使う」という一見不思議なこの裏技。
逆転の発想がまさかの結果になりました。
果たして本当に効果があるのか、実際の検証画像とともに詳しく解説します。

ゆりな
調理師 / 料理研究家
調理師免許を保有。飲食店で料理人として腕を磨いた後、出産を機にフリーランスへ転身。プロの現場で培った確かな技術と、一児の母としてのリアルな目線を掛け合わせた「電子レンジを駆使する本格時短レシピ」を得意とする。現在はオンライン料理教室の講師を務めるほか、企業向けのレシピ開発や料理動画の制作など幅広く活躍中。
■話題のライフハック「氷水解凍」を実践!
それではさっそく、話題のライフハック「氷水解凍」をご紹介します。
【使用するもの】

・氷水...お肉が浸るくらいの量
・ジップロックに入れて冷凍したお肉
・大きいフライパンやボウル
①フライパンやボウルに冷凍したお肉と氷水を入れます。

②ときどき様子を見ながら上下を返します。
全体がしっかり氷水に浸かるように、お皿などを使って浮かないようにします。

実際に氷水解凍を試してみて、いちばん驚いたのは、ドリップがほとんど出ていなかったことです。
どんな解凍方法でも多少はドリップが出るものだと思っていたので、正直かなり意外でした。
普段、解凍し忘れたときは電子レンジを使ったり、常温で解凍したりしていました。
ですが、電子レンジでは加熱ムラが出やすく、火が通っている部分とまだ凍っている部分ができてしまうことがありました。
また、常温解凍は菌が繁殖しやすいと知り、これから気温が高くなる季節には特に不安を感じていました。
そこで、電子レンジ解凍と氷水解凍の両方を実際に試して比べてみました。
電子レンジ解凍は約10分、氷水解凍は約15〜20分ほどで解凍できました。


時間だけを見ると、「電子レンジのほうが早い」と感じるかもしれません。
ですが、解凍後のお肉を比べてみると、ドリップの量の差は一目瞭然でした。

上が氷水解凍、下が電子レンジ解凍です。
この出ている水分が多いほど、お肉のうまみは逃げてしまいます。

では、なぜ氷水で凍ったお肉が解凍できるのでしょうか。
冷凍されたお肉の温度は約−18℃、一方で氷水は0℃です。
食材の表面に液体がまんべんなく触れることで熱が伝わりやすくなり、解凍スピードが安定します。

そのため、お肉が浮いてきてしまう場合は、お皿などをのせて、全体が氷水に浸かるようにするのがおすすめです。
■実際どうなのか?
話題のライフハックを実際にやってみて、美味しさを守りつつ、はやく解凍したいときに、氷水解凍はとても助かる方法だと感じました。
実際に焼いてみても、お肉の食感はしっかり残っていて、とても美味しく仕上がりました。
もしご自宅に保冷剤がたくさんある場合は、氷の代わりに保冷剤を使う方法もあります。
解凍し忘れてしまった日や、電子レンジ解凍が苦手な方にもおすすめです。
覚えておきたいライフハックなのではないでしょうか。

※情報は掲載時点のものです
<取材・画像・編集:GourmetBiz編集部>

























