特選マトンとスパイシーなカレーの組み合わせ 「極上ウマ辛遠野ジンギスカンカレー」が新登場

投稿日:2019/07/24 17:03 更新日:

北海道と並び羊肉消費量が多い地域である岩手県遠野市で、「遠野ジンギスカン文化発祥の店」として知られるジンギスカン専門店 有限会社安部商店では、地元遠野の名物である「ジンギスカン」で使用している上質な素材を食材として使用した新商品「あんべの極上ウマ辛遠野ジンギスカンカレー」を開発、このたび新発売します。

遠野ジンギスカン発祥の店(「遠野ジンギスカン物語」)

柳田國男の「遠野物語」で知られ、年間およそ百八十万人の観光客が訪れる岩手県遠野市。人口三万人ほどの小さな町ですが、羊肉の一人当たりの消費量では、北海道と一、二を争うほどジンギスカンが大変盛んな地域で、地元の美味しい名物として古くから市民に親しまれてきました。

同社は、そんな「遠野ジンギスカン」元祖の店として、これまで三代にわたり「秘伝の味」を大切に守ってきました。その独特なタレの風味と、職人手切りの上質な肉の組み合わせは、他店には絶対に真似のできないもので、お客にも非常に好評を得ています。

遠野ジンギスカンで一番特徴的なのは、野外で「バケツ」を使って食べることです。この通称「ジンギスカンバケツ」は、同社の現会長、安部 好雄がおよそ五十年前に考案したものです。現在では、市内の精肉店やスーパーでも鍋とバケツの無料貸し出しが行われており、野外で食べるときはバケツで食べるのが当たり前。この「ジンギスカンバケツ」は、遠野ジンギスカンの代名詞となっています。

ジンギスカンバケツ

「遠野ジンギスカン文化発祥の店」こだわりの「特選マトン」とは

遠野のジンギスカンは、現在でこそ肉質が柔らかいラム肉(仔羊肉)が主流となっていますが、元々はマトン肉(成羊肉)から始まったものです。現在、市内でマトンを取り扱う企業はほとんどありませんが、同社は「遠野ジンギスカン文化発祥の店」として、創業当時からのマトンジンギスカンの味を守り続けてきました。マトンは品質が劣化し始めるとすぐに特有の臭みが出るため、取り扱いが非常に難しいのですが、同社ではあえて現地凍結品を使用しフレッシュな状態を保ちながら輸入することで、非常に高品質なマトンをお客に提供することができるようになっています。今回はこのマトンのうち、「ウチモモ」という部位で下処理に徹底的にこだわった「特選マトン」を使用することで、マトンのもつ特有の「旨み」と「上質な香り」を「カレーの美味しさ」として上手く生かすことに成功しました。

こうして完成した新商品「極上ウマ辛遠野ジンギスカンカレー」

インドやパキスタンでは牛肉や豚肉を食する習慣がなく、カレーの具材も羊肉がよく使われます。今回は同地域の代表的なカレーである「マトンコルマ」を忠実に再現するため、トマトや香辛料をマトンの風味に合わせて配合、お肉の旨味を引き出すために試作を重ねました。また、長時間煮込むことで、お肉はマトンでありながら程よい食感となり、スープにも旨みがギュギュッと濃縮され、とても深みのある味わいに仕上がりました。こうして、非常にスパイシーでありながらマトンの旨味もたっぷりの、旨辛なカレーが完成しました。

商品概要

「あんべの極上ウマ辛遠野ジンギスカンカレー」

160g(1個) 通常価格700円(税別)

※賞味期限:製造日から約12ヶ月

購入方法:・「ジンギスカンのあんべ」店頭およびネットショップ、通信販売
     ・道の駅「遠野 風の丘」(岩手県遠野市綾織町新里8地割2番地1)
     ・遠野市観光交流センター「旅の蔵 遠野」(岩手県遠野市新穀町5-8)
     ・イオンモール盛岡南内「いわて活菜横丁 結いの市」
      (岩手県盛岡市本宮7-1-1)

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