今回は、日本テレビ『沸騰ワード10』で紹介された、タサン志麻さんの「豚キムチ炊き込みご飯」に挑戦してみました。
鍋シーズン以外はキッチンで眠りがちの「土鍋」を活用した、簡単なのにワンランク上に仕上がる本格炊き込みご飯のレシピです。「土鍋で炊くと失敗しそう……。」と不安に感じる人も、ポイントを押さえれば心配いりません。
それでは、実際に作ってみて分かった調理のコツから、気になる味の感想まで包み隠さずお伝えします!

(写真:GourmetBiz)
準備時間:3分 調理時間:40分
■材料(一合分)

- 米:1合
- キムチ:150g
- 豚バラ薄切り:75g
- もやし:1/2袋(100g)
- 豆苗:適量
- ナンプラー:大さじ1/2
- 氷:約35g
・土鍋、まな板、包丁
■作り方
① 土鍋にお米、氷、水(約125ml)を入れます。氷を入れるのは意外かもしれませんが、これが美味しさのポイントです。

② 豚バラ肉は食べやすい大きさに切り、お米の上にもやし、豚バラ肉、ナンプラー、キムチの順に広げます。


③ 蓋をして、中火で8分加熱し、沸騰したら弱火にして15分、さらに強火にして1分炊きます。仕上げに強火で加熱することで水分を飛ばして、香ばしいおこげを作ります。


④ 豆苗を半分の長さに切って加え、10〜15分ほど蒸らして完成です。



■箸がとまらない美味しさ!

土鍋の蓋を開けた瞬間に、立ち上る湯気とともに食欲をそそる香りが部屋いっぱいに広がります。透き通ったもやしとお米の輝きに、キムチと豆苗の彩り豊かなコントラストが華やかな仕上がりです。土鍋ごと食卓に出せば、家族の注目を集めること間違いなしの一品です。

ひとくち頬張ると、豚バラの旨みとピリ辛キムチがご飯によく馴染み、もやしのシャキシャキとした食感がアクセントになっています。さらにカリッと香ばしいおこげがやみつき感をプラスして、箸がとまらない美味しさです。

調味料はナンプラーだけで驚くほどシンプルですが、キムチと豚肉の旨みがご飯にしっかりと染み込んでいるので、物足りなさは全くありません。ナンプラーの芳醇な風味が全体の美味しさをぐっと引き立てています。
■仕事帰りでも作りやすい

「ナンプラー(タイの魚醤)」はその独特な香りから、使いこなすのが難しいと感じる人もいるかもしれません。でも実は、料理に少し加えるだけで風味とコクが一気に奥深くなるんです。今回のようにエスニック以外にも、和食や中華の隠し味として活用すると、いつもの料理がひと味違った美味しさに格上げされますよ。

作る工程で「お米に氷を入れるの?」と驚きましたが、調べてみると、実はこの氷がお米を美味しく炊き上げる秘訣でした。氷を入れることで沸騰するまでの時間がゆっくりになり、お米の甘みを引き出す酵素(アミラーゼ)が活発に働いて、美味しく仕上がるそうです。さすが、志麻さんのレシピは勉強になりますね。

土鍋の炊き込みご飯と聞くと、少しハードルが高そうなイメージでしたが、実際は材料を入れて炊くだけでとっても手軽に作れました。しかも、豚肉や豆苗をキッチンバサミで切れば、まな板や包丁を使わず洗い物も最小限で済むので、仕事帰りでも作りやすいメニューだと感じました。

これまで鍋料理くらいしか出番がなかった土鍋ですが、こんなに気軽に絶品ごはんが作れるなら、普段からもっと土鍋を活用していこうと思いました。土鍋ひとつでまるで料亭のような炊き込みご飯が楽しめるので、これはリピート確定です。みなさんも眠っている土鍋があれば、ぜひ試してみてくださいね。
■クリエイター紹介
調理・撮影・執筆:yurika
フードコーディネーターとして活動中。料理系メディア制作会社での経験を活かし、レシピ開発・フード撮影・動画制作・記事執筆まで幅広く手がけています。“ラクして映える”簡単レシピが得意です。
※情報は掲載時点のものです。
<取材・編集:GourmetBiz編集部>























