大勝軒、ラーメンの神様・山岸一雄の秘蔵のレシピを復刻した「冷やし五目そば」を夏季限定発売。

投稿日:2016/07/14 12:20 更新日:

株式会社 大勝軒TOKYO(本社:東京都豊島区、代表取締役:田内川 真介)は、同社が運営する「お茶の水、大勝軒」にて、“ラーメンの神様”山岸 一雄の「秘蔵のレシピ」シリーズ第一弾として、夏季限定で35年ぶりに完全復刻した「冷やし五目そば」を提供することを発表した。

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【メニュー復刻の経緯】
<“ラーメンの神様”のレシピで復刻へ>
大勝軒といえば「つけ麺」のイメージが強くあるが、1961年の創業当時は「つけ麺」以外にも「タンメン」や「チャーハン」「カレーライス」など、あらゆるメニューが人気であったという。しかし「つけ麺」が大人気となったことで、いつの頃からか「つけ麺」以外のほとんどのメニューは封印されていた。

同店ではこれまで、生前の山岸 一雄監修の元、様々なメニューを復刻してきたが、今夏は2015年にこの世を去った山岸が遺したレシピを元に、「忘れられた名作」を復活させるべく、「秘蔵のレシピ」シリーズのの提供を実施を決定した。

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<第一弾は35年ぶりに「冷やし五目そば」を復刻>
同店の「つけ麺のスープ」は「冷やし中華のタレ」がヒントになったことはあまり知られていないが、しょっぱさに酸味と甘みが加わった独特のスープは、「冷やし中華」の味の構成が原点になっているという。

<今後の「秘蔵のレシピ」シリーズ>
第二弾は、横須賀育ちの山岸 一雄が「海軍カレー」をベースに完成させた幻の「カレーライス」を復刻。2016年8月23日(火)より40年ぶりに登場予定との事。
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【「冷やし五目そば」について】
タレには、たっぷりのカツオ節とサバ節でとったダシに、生醤油と砂糖で作った「かえし」、酢、ゴマ油、同店の醤油タレを合わせ、魚介のさっぱりとした風味に甘みと酸味とコクが加えられている。
麺の上にはラードで炒めた野菜をのせ、細切りにしたチャーシュー、キュウリ、ハム、錦糸玉子、なると、シイタケを盛り付けており、さっぱりとしながらも栄養価が高くパンチの効いた仕上がりは、まさに「山岸一雄のレシピ」ならでは。懐かしい昭和の味を楽しむことができる。
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【商品概要】
・復刻商品:冷やし五目そば
・価格:970円(税込)
・提供店舗:お茶の水、大勝軒
・店舗所在地:東京都千代田区神田小川町3-1-5 須田ビル2F
・電話番号:03-3233-9911
・営業時間:11:00~22:00(L.O.22:00)
・定休日:月曜日(祝日の場合は翌日火曜日)
・ホームページ:http://www.taisho-ken.tokyo/

【山岸 一雄と大勝軒について】
修行時代にまかないとして食べていたつけめんを、1955年中野大勝軒で「特製もりそば」として商品化。
1961年6月6日に『東池袋大勝軒』として独立創業。いち早く行列の絶えない人気店となり、数多くのファンを魅了した。
独立創業する前の年である1960年に結婚した妻が、1986年に亡くなったことで7か月休業したが、山岸ファンの強い要望を受けて営業再開。
その後、弟子を取ることに方針を転換し、約300人の弟子を育て暖簾分けをさせている。
2005年には病気が悪化したことで厨房に立てなくなったことに加え、時代の流れと東池袋付近の再開発もあり、2007年3月20日をもって閉店。
2015年4月1日、心不全のため死去。
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