とろーりチーズとともに鶏むね肉のジューシーさを味わえる一品がこちら。NHK「きょうの料理」で紹介された、タサン志麻さんの「コルドンブルー」です。
「最高でした!」「思ったより簡単で美味しい!」「胸肉はコレです」など、ネットでも高く評価されています。
実際に作ってみましたので、その味や作りやすさをレビューします。固くなりがちな鶏むね肉をしっとりジューシーに仕上げるコツも取り入れられているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

準備時間:20分 調理時間:15分
■材料(2人分)

- 鶏むね肉:1枚(300gほど)
- ハム:2枚
- スライスチーズ:2枚
- 塩:少々
- 黒こしょう:少々
- 薄力粉:適量
- パン粉:適量
- サラダ油:適量
- ベビーリーフ、トマト:お好みで
- 卵:1/2個
- 薄力粉:大さじ1と1/2
- 水:大さじ1と1/2
■作り方
① 鶏むね肉は皮を除き、水平に切って2等分にします。


② 全体の厚さを揃えるように、厚い部分は綿棒などでたたきます。もう一つも同様にします。

③ ハムとチーズを1枚ずつ乗せ、巻いていきます。


④ 2つとも出来たら塩と黒こしょうをふります。

⑤ バッター液を作ります。卵、薄力粉、水をボウルに入れ、泡だて器でよく混ぜます。泡だて器がない場合は、フォークなどで代用し、粉をつぶすように混ぜましょう。

⑥ ハムチーズを巻いた鶏肉に薄力粉をまぶします。

⑦ 次にバッター液をからませます。

⑧ 最後にパン粉をつけます。これで揚げる準備が整いました。

⑨ フライパンにサラダ油を1cmほどの高さまで入れ熱します。140~150℃の低めの温度でじっくりと、計10分ほどかけて揚げていきます。ゆっくりと鶏肉に火を通すことで、しっとりジューシーに仕上がります。

⑩ 3~4分ほど経って揚げている部分の鶏肉の色が変わってきたらひっくり返し、もう片面も揚げていきます。

⑪ 厚みがあるので、側面も揚げて火を通していきましょう。

⑫ 揚げ終わったら油をきり、粗熱をとります。揚げ終わりすぐに切るとチーズがとろけだしてしまうため、ある程度時間を置くと良いです。

⑬ 半分に切った断面がこちらです。中のチーズがいい感じにとろけて、鶏肉もしっとりジューシーに仕上がっていますね。

⑭ 付け合わせも盛りつけ出来上がりです。とても満足感のある一品に仕上がっています。

■ポイント

鶏むね肉がこんなにしっとり仕上がるとは驚きでした!ハムとチーズがマッチして満足感のある味わいです。

具材を巻くときに隙間ができないようしっかり閉じることがポイントです。もし揚げている途中でチーズが溶けだしてしまってもあまり触らずそのまま揚げれば大丈夫です。

そのままでも良いし、ソースをかけて召し上がっても美味しいです。一つ一つの工程を行っていけば、志麻さんの本格的な料理が誰でもご家庭で再現できますよ。

鶏むね肉のおいしさを存分に感じられる一品でした。特別な日におもてなし料理として提供したい絶品レシピでした。
衣づくりや揚げ物の手間は少々かかりますが、その分美味しさはピカイチです。特別な日のディナーやおもてなし料理に大活躍です。お時間のある時にぜひ試してみてくださいね。
■クリエイター紹介
調理・撮影・執筆:咲羽
23歳フリーランス管理栄養士として活動中。新卒で入社し病院で勤務していたが、夢を諦めきれずその後フリーに転身。料理動画制作、フードライター、レシピ開発などを行っている。
※情報は掲載時点のものです。
<取材・編集:GourmetBiz編集部>





























