世界初の発明、高級ショコラメゾン「Weiss(ヴェイス)」の伝統と魅力。

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創業から135年の歴史を誇り、世界中の一流パティシエやチョコ・ホリックに愛されつづけるフランスの高級ショコラメゾン「Weiss(ヴェイス)」のショコラブティックが東京・新宿「ヒルトン東京」1階に2017年2月3日オープンした。常設店が日本にオープンするのは初めてのこと。この記事では、「Weiss(ヴェイス)」のチョコレートの魅力を紐解く。

現在のスタンダードをつくった世界初の発明がいくつも

・カカオ豆のブレンドを世界で初めて発明
1882年、フランス東部サンテティエンヌにて、ユージェーヌ・ヴェイスによって創業。当時はまだ存在しなかった、異なる産地とフレーバーのカカオ豆を絶妙にブレンドするという、チョコレートのオートクチュールともいえる「Haut Chocolat®」を世界で初めて発明したことでも知られる。この画期的な技術を原点に、まろやかですっきりとした後味、親しみやすく、時には人を驚かせるような印象深い味わいのチョコレートを発展させてきた。

宝石のようなボンボンショコラ

・「旅するチョコレート」を世界で初めて考案
「旅するチョコレート」ナポリタンチョコレートは、持ち歩きに最適な小さなサイズで、包み紙をむいてすぐに食べられることなどから旅のお供などに適した利便性の高い商品。コーヒーを飲む際、お菓子を添える代わりに手軽に添えられる一口サイズの口直しとしても提案した。このようなコンセプトで開発されたチョコレートとしては世界初となっている。

同ショップでは、「旅するチョコレート」を4種類販売

「Weiss」の象徴・14種類のタブレットチョコレート

「Weiss」の象徴とも言われる14種類のタブレットチョコレートは、「ダーク」「ミルク」「ホワイト」の3種類を揃え、カカオの配合率を段階的に変え、それぞれにナッツやフルーツなどを混ぜ合わせた個性豊かなラインナップとなっている。
例えば、70%の高いカカオ率で配合されたタブレットは、ローストしたカカオ豆のカリカリ食感がアクセントに(「アカリグア」)。配合率64%のタブレットは2種類あり、一つはナッツのカリッとした歯ごたえとわずかなタンニンのバランスが絶妙なフルーティーなチョコレート(「ノワール マンディアン」)。もう一つは、カカオ豆の個性をパワフルに打ち出すために生産地を絞ったピュアオリジンチョコレート(「リ・チュ」)。
それぞれ、配合率を変化させるだけでなく、原材料とレシピに深いこだわりを感じられる商品となっている。カカオ配合率100%のものもあり、同ブティックでは人気が高い。

ヒルトン東京内のショコラブティック入り口にずらりと並ぶタブレットチョコレート

1粒1粒がまるで宝石のような芳醇な味わいのボンボンショコラ

約20種類のボンボンショコラは、「グルメ・ショコラ」「ピュア・オリジン」「パフュームショコラ」などコンセプトごとに分かれている。例えばスパイスで風味付けしたガナッシュをブラックチョコレートでコーティングした「パルファン・デピス」や、イチゴのピューレとレモン風味のホワイトガナッシュをホワイトチョコでコーティングした「ルージュ・ベゼ」など、厳選された原材料を使用し、1粒1粒に芳醇な味わいを感じられる逸品が勢揃い。また、1940年にはじめてそのレシピが作られてから変わらない手法で作られている「オランジェット」のクオリティの高さは、「Weiss」の伝統と革新さを物語っている。

約20種類のボンボンショコラ

「オランジェット」

フランス経済財務産業省から「無形文化財企業」に認定

クオリティの高いプラリネでも有名で、アーモンドはスペインのバレンシア産、ヘーゼルナッツはイタリアのローマ、またはピエモンテ産のものを厳しい品質基準のもと厳選。熟練の職人たちが代々守り続けてきたノウハウにより芳醇な味わいのプラリネを世に送り出している。2014年には長い歴史の中で培われてきた職人の技術、妥協のない品質へのこだわりが認められ、フランス最高技法の証である「フランスの無形文化財企業、EPV」を付与された。

また、最高級のナッツを使用したプラリネでも有名で、「プラリネパウダー」を開発して世界中のシェフやパティシエを驚かせ、2014年のIntersuc (国際菓子見本市)にて同年の革新的な商品に選ばれた。

さらに2016年10月、一般の人々が訪れ、チョコレートの歴史や作り方を知り味わうことのできる体験型施設「レ・アトリエ・ヴェイスLes Atelier Weiss」を本社敷地内にオープン。チョコレートへの熱い情熱、カカオ豆のみならず全ての素材を見極める目、伝統を大切にしつつも革新的なものを常に作りだすスピリットは、創業135年を迎えようとしている今でも受け継がれている。

「ビーントゥバー(Bean to Bar)」に代表される一貫製造を135年前から

カカオ豆の選別、伝統的なガスを使った焙煎、粉砕などの作業を全て一貫して行っているほか、植物油脂、人工的な着色料や防腐剤を一切使用せず、カカオバターは100%純粋なものを使用し、チョコレート作りにおけるすべての工程を自社で行っている。このような製造方法は昨今流行しているチョコレート「ビーントゥバー(Bean to Bar)」が有名になってきているが、「Weiss(ヴェイス)」は1882年の創業時からすでに始めており、フランスで最も長い歴史のあるショコラティエの1つとして君臨している。「ビーントゥバー(Bean to Bar)」流行のなか、「Weiss(ヴェイス)」の本格上陸はチョコレート愛好家や食通にとってインパクトのあるニュースとなった。

ヒルトン東京とコラボしたここでしか買えないレア商品を展開

常設の「ショコラブティック」として初めてヒルトン東京1階にオープンしたことにより、ヒルトン東京とコラボしたここだけでしか味わうことのできない商品も販売している。

「ブロック ダークチョコレート・アーモンド」

「ブロック ミルクチョコレート・ヘーゼルナッツ&オレンジピール」

「ブロック ホワイトチョコレート・ピスタチオ&ドライストロベリー」

大きなブロック状のチョコレートを木の小槌で叩き割るイメージで提供される「ブロック」シリーズは3種類。ミルクチョコレートには「ヘーゼルナッツ&オレンジピール」が混ぜ込まれ、ホワイトチョコレートには「ピスタチオ&ドライストロベリー」、ダークチョコレートにはアーモンドが散りばめられており、フォトジェニックな商品となっている。

ジャー入りのスイーツには季節のフルーツを使ったものも(時期により変更あり)


また、バレンタインのシーズンには、期間限定でギフトボックスも販売された。一年を通して様々なラインのチョコレートと「Weiss」チョコレートを使用したスイーツ、チョコレートドリンクを、ゲストのライフスタイルや季節のイベントに合わせて随時販売していきたいとしている。

ショコラブティックby Weiss概要

開業: 2017年2月3日(金)~
営業時間: 8:30am – 9:00pm/日・祝日8:30am – 8:30pm
場所:ヒルトン東京1Fロビーフロア
アクセス:http://www.hiltontokyo.jp/restaurants/chocolate_boutique

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