目白駅前に新商業施設「トラッド目白」に、クイーンズ伊勢丹目白店が11月20日にオープン。食へのこだわりが強い50~70代のアクティブシニアやDINKSなどをターゲットに。

投稿日:2014/11/17 13:37 更新日:

株式会社三越伊勢丹ホールディングスは、中長期計画の重要戦略の一つとして、三越伊勢丹グループ内に抱えるリソースの活用を通じて顧客接点を拡大・充実させ、より多くの利用客にグループコンテンツを利用してもらう取り組みを進めている。
その一環として、三越伊勢丹ホールディングス傘下の株式会社三越伊勢丹フードサービス(代表取締役社長:内田貴之)は、目白駅前に誕生する地域密着型の新商業施設「トラッド目白」に、“クイーンズ伊勢丹 目白店”を11月20日(木)にオープンすることを発表した。

1.スーパーマーケット“クイーンズ伊勢丹”について
同社が展開しているクイーンズ伊勢丹は、青果、鮮魚、精肉、惣菜、ベーカリー、一般食品で構成されており、豊富な品揃えとほとんどすべての商品を自営で運営しているオリジナリティの高いスーパーマーケットである。現在、首都圏を中心に展開しており、目白店のオープンで店舗数は19店舗。

2.目白店の概要
(1)ターゲット顧客
●目白周辺在住で、手作り志向の強い専業主婦
●趣味や稽古事に忙しく、食へのこだわりが強い50~70代のアクティブシニア
●日々忙しく過ごしている20~30代の一人暮らしの男女やDINKSの夫妻
以上を主なターゲットに想定し、満足してもらえる品揃え、サービスを提供していきたいとしている。

(2)ストアプラン
生鮮、惣菜コーナーでは、売場と厨房との接点を多くすることで、「鮮度感」や「ライブ感」を最大限演出すると共に、利用客との双方向のコミュニケーションを重視した設計とした。
また、日常の買物をする利用客に合わせ、青果からはじまるオーソドックスなレイアウト(SM[スーパーマーケット]ゾーン)を採用するが、地下道で駅に直結するという恵まれた立地条件を活かし、入口付近には惣菜やサラダ、カットフルーツ、デザートなどを配置し、時間に制約のある通勤・通学の利用客に配慮したタイムセービングゾーンをレイアウト。SMゾーン・タイムセービングゾーンの2つにより、利用客がストレスなく、ワンストップショッピングが可能になった。

(3)ショップデザインコンセプト
特徴的なグリーンとホワイトのストライプのテントを各所に配し、店内の床や什器には木目調を多用。また全体の照明は抑えつつ、主役である商品にスポットが当たる見せ方で、開放的な海外マルシェを感じさせるスタイリッシュでナチュラルな空間。

(4)具体的なMDプラン
<青果>
旬・鮮度を追求し、安全・安心な“顔の見える生産者”をはじめとした品揃えを行うとしている。
冷蔵ケースにミスト発生装置を設置し、葉物野菜をいつも新鮮な状態で提供する「フレッシェスト・ベジ」、壁面に設置した開放的な作業場で彩りや季節感を演出した「プロデュースコーナー」、ミニトマトやベビーリーフなどサラダのトッピングに最適なお野菜を好みの量で購入できる「サラダステーション」など、魅力的なコーナーを多数配置。
また、全国1,000軒以上の農家から仕入れた「作った人が自分の子どもに食べさせられる」安心・安全で美味しい食材を提供する「オイシックス」が石神井公園店に続き登場。ネットで人気の青果など約40品目を展開し、産地とのつながりを感じられるよう豚のオブジェを置くなどの仕掛けを行う。

<鮮魚>
鮮度の良い魚や旬(時期)の美味しい魚を、おすすめの食べ方(料理提案)で提供し、季節感やオケージョン(歳時記)にあった売場作りで、利用客は楽しんで買物ができる。特にまぐろにこだわり、希少部位も含めて豊富に品揃えを行う。
また、こだわりの生産者(香川県「オリーブぶり」、鹿児島県「海の桜勘かんぱち」、塩干では宮城県「寒風干銀鮭」)などの打ち出しを行っていくとしている。

<精肉>
黒毛和牛は、松阪牛をはじめ、肉好きも唸る、肉質等級4・5ランクの雌牛のみを揃える。
「ちょっといいもの」の声に応え、ステーキや切り落としなど、欲しい分だけを切りたてで提供する対面販売コーナー、イチボやトモサンカク、国産の内臓肉などの希少部位を集めた「おうちで焼肉」コーナーなど、わくわくする売場を展開。
加工肉では、自社工場で製造したオリジナルハンバーグや既存店で好評の埼玉「サイボクハム」のハム・ソーセージを取り揃える。

(ワンクック)
鮮魚、精肉の素材を使用し、簡便・即食・時短のニーズに応え、電子レンジで加熱するだけの商品や、「焼く」「煮る」「蒸す」など、ひと手間加えるだけで美味しいメニューができ上がる商品を集合したコーナー。何かと忙しい都心の利用客も、手間をかけずにおいしい料理を食べることができる。

<日配品>
普段は池袋周辺の百貨店まで買物に行く人や、手作り安心・安全を求めるファミリー層などに満足してもらえるよう、京とうふ「久在屋(きゅうざや)」京漬物「茎屋」など、近隣のスーパーマーケットでは扱いのない、こだわりの商品をラインアップ。
また、家族の健康を気にする主婦、高齢者のニーズを踏まえ、国産原料を使用した商品や生産者の分かる商品が充実している。

<惣菜>
「ワンデーツーオープン」をキーワードに、時間帯で変化する利用客のニーズに合わせたおかずや弁当をラインアップ。
店内入口にはオープンキッチンを設け、広島風お好み焼きやチキンステーキなど、利用客の五感を刺激するライブ感あふれるパフォーマンスで、できたてを提供する。その他、夕食のおかずに最適な皿盛り量り売りコーナーでは、和洋中を織り交ぜ常時6種を用意する。
また、目白エリアは若い主婦や学生の方が多いことから、サラダ寿司などの洋風の商品や健康を気にする女性に向けた雑穀を使用した丼なども提案していくとしている。

<菓子>
「こだわりのお菓子が、池袋まで行かなくても買える」をテーマに、名物として「クローバー」のシュークリーム&エクレア、谷中「岡埜栄泉」の豆大福などの独自性の高い和・洋菓子を品揃えする。
その他、野菜やオリーブオイルを使用したヘルシー志向のスナック菓子や、「ゴディバ」やオーガニックチョコなどの輸入菓子も充実させるなど、徹底して女性の好み追求。シニア向けの和菓子コーナーでは、金沢「村上」、長野「小布施堂」、新宿「花園万頭」などの人気のブランドも導入する。

<グロッサリー>
クイーンズ伊勢丹プライベートブランド“GREENQ”や、自社工場で製造した一般食品を中心に、生活必需品から百貨店にも劣らないこだわりの輸入食材まで、幅広く取り揃えます。
また、近年人気の高まっているグラノーラを豊富に品揃えし、ドライフルーツなどのトッピング商材を合わせて展開することで、新しい食の提案を行います。

<シェフズベーカリー(ベーカリー、Café&Bar)>
スーパーマーケットとは別に、1階にベーカリーとカフェ・ダイニング機能をあわせ持つ“シェフズベーカリー”が新登場。モーニング、ランチタイム、アフタヌーンティー、ディナーと、さまざまなシーンに合わせて利用できるベーカリーカフェだ。

(ベーカリー)
周辺のオフィスに勤めている人や、近くの学校に通う学生・保護者のニーズに応える惣菜パンをはじめ、アフタヌーンティーのための焼き菓子、ディナーには「ワインに合うパン」など豊富なラインナップを用意。
(Café&Bar)
デイタイムはモーニングやランチ(パスタやピザ)、アフタヌーンティーなど時間帯に応じて利用できるカフェスペース。夜のバータイムではお酒も含めた豊富なメニューと落ち着いた大人の空間が楽しめる。

3.クイーンズ伊勢丹目白店 基本情報
所在地:東京都豊島区目白2-39-1 トラッド目白
B1階(スーパーマーケット)/1階(シェフズベーカリー)
アクセス:JR目白駅前(改札を出て右正面:徒歩約1分)
開店予定日:2014 年11月20日(木)
営業時間:10:00~22:00
(シェフズベーカリーのカフェ部分は平日=7:00~23:00、土日祝=8:00~22:00)
休業日:元旦
売場面積:スーパーマーケット=約580㎡/シェフズベーカリー=約150㎡(カフェ部分:約45席)
品揃え:生鮮品、一般食品、惣菜、ベーカリーなど

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