年間700杯を食しても「このタイプは他に存在しない」と感服する牛骨ラーメン新店

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ラーメン官僚(田中一明)の「麺レポ!」

田中一明[著・写真]/ GourmetBiz編集部[編]

JR南武線武蔵新城駅に本年5月オープンした新店「牛骨らーめん牛王(ごおう)」。オープン後早々から牛を巧みに活用した1杯を手掛ける店として、ラーメン好きからの注目を浴びている。

ロケーションは、JR南武線武蔵新城駅の改札から歩いて2分程度という好立地。私が足を運んだ7月頃には、店内は常に満席という盛況ぶり。基本メニューである「らーめん」を注文してみることにした。店主の手際は実に鮮やかで、その所作に見惚れている内に、注文の品が登場。

「同タイプの味を出しているラーメンが存在しない」感服するほかない仕上がり

骨、肉、脂全て牛を使い、牛100パーセントをうたう同店。店舗の説明には「10種類の野菜と牛筋を炒めて成牛と仔牛の骨から取った出汁でじっくり煮込みスパイスステーキソースを加えて仕上げた」とある。まずはスープからひと口。うん、これは美味い、美味過ぎる!!牛の風味を随所に活かしたスープは、いくら飲んでも飲み飽きることのない、超絶的な完成度&独創性を誇示。特に肉の重厚な風味が極めて効果的に活用され、うま味の在処も適材適所である点には、無条件に感服するほかない。スープにコク深さを付与する油。この油の出来映えがまた、素晴らしいのひと言に尽きる。

スープのコクを正しい方向に増幅させる役割を全うしており、非の打ちどころがなかった。麺は、名門『村上朝日製麺』のもの。それなりに高水準であることは予想できていたが、その予想をはるかに超えてきた。同店と同タイプの味を出しているラーメンが存在しないのも、特筆すべき事項。好みを分ける味かも知れないが、個人的には大いに推したい良杯。是非、機会を捉え、一度足を運んでみてもらいたい。

店舗の券売機 今回は基本メニューである「らーめん」を注文した

店舗情報

所在地:神奈川県川崎市中原区上新城2-1-27
休業日などは公式Twitterをご覧ください。
店舗公式Twitter:https://twitter.com/goou_ramen

田中一明さんのプロフィール

田中一明(通称・ラーメン官僚かずあっきぃ)
1972年生まれ。東大卒の現役官僚でありながら「超・ラーメンフリーク」として年間700杯を超えるラーメンを、エリアを問わず実食。現在までの通算杯数は14,000杯に迫る。テレビ番組への出演や、雑誌やムック本の監修を行ない、ラーメン情報を精力的に発信している。「アウトプットは、着実なインプットの土台があってこそ説得力を持つ」という信条を持ち、新店から老舗に至るまで、47都道府県の店舗を探訪。信頼度の高さに定評がある。

※こちらの記事は、田中一明さんの了承を得てfacebook投稿を再編集したものです。田中さんのfacebookページはこちら

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