中村屋、幻の米「白目米」を使用した純印度式カリーを今年も期間限定発売。なくなり次第終了の稀少メニュー。

投稿日:2015/03/09 17:24 更新日:

株式会社中村屋(代表取締役社長 染谷省三)は、昨年10月に中村屋の旧本店跡地に商業ビルとしてオープンした新宿中村屋ビル内の「レストラン&カフェManna(マンナ)」にて、白目米を使用した純印度式カリーの提供を3月5日(木)より開始することを発表した。

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1927(昭和2)年のレストラン開設以来、本場インドのカリーを提供してきた同社は、発売当初より素材にこだわり、戦前には最もインドカリーのソースに合う日本の米として「白目米(しろめまい)」を使用していた。

1998(平成10)年にその白目米を復活させて以来、毎年期間限定で中村屋純印度式カリーに使用している。

【白目米とは】
□美食家が好んだ最高級米
白目米は江戸時代、武州幸手(現 埼玉県幸手市)の白目米として美食家や一流料亭、徳川家などが好んで食べたという最高級米であった。しかし、高価であることから明治維新以降は消費が激減し、ごく一部の農家でしか栽培されていない「幻の米」となっていた。

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【純印度式カリーと白目米】
□「幻の米」の復興 再び「幻の米」へ
同社は1927(昭和2)年に純印度式カリーを発売。
当初はインディカ米を使用していたが、日本人の口に合わなかったため、白目米に注目。農家に栽培をお願いし、カリーのライスとして採用した。しかし、白目米は稲穂の背丈が高く倒伏しやすいため、第二次世界大戦の米穀統制で栽培を禁止され、再び「幻の米」となってしまう。

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□「幻の米」の復活、農林水産大臣賞を受賞
1996(平成8)年、純印度式カリー発売70周年の記念事業の一つとして白目米の復活を決め、一定量収穫が出来るようになった1998(平成10)年から期間限定で提供を再開。白目米の復活は、2000(平成12)年に農林水産大臣賞を受賞した。

【白目米の特徴】
①モチモチ感がありながら、小粒でパラッと炊き上がり、カリーソースが均等に染みわたる。
②収穫してから、少し寝かせると旨みが増す。
これまでシェフが研究してきた結果、寿司米であることから少し寝かせると旨みが増すことが判明したため、毎年この時期に提供している。

【商品詳細】
□店舗:レストラン&カフェ Manna(マンナ)
□販売期間:平成27年3月5日(木)~なくなり次第終了(※3月下旬販売終了目安)

□商品名と価格(税込):
・中村屋純印度式カリー 1,620円
・コールマンカリー 1,944円
・野菜カリー    1,620円
・シーフードカリー 1,944円
※この期間は純印度式カリー以外のメニューもライスは全て白目米。
※商品価格は通常のライス時と同じ。

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【レストラン&カフェManna(マンナ)店舗概要】
□住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿三丁目26番13号 新宿中村屋ビル 地下2階
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□TEL:03-5362-7501
□営業時間:11:00~22:00、L.O. 21:30(金・土・祝前日 11:00~22:30 L.O. 21:45)
□座席数:110席
□URL:http://www.nakamuraya.co.jp/manna/
※全席禁煙
※予約不可
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