今回は、栗原はるみさんの「鶏の骨付き肉のしょうゆ煮」に挑戦してみました。
NHK『きょうの料理』で紹介されたこのレシピは、中国料理では「ヤオカイ」と呼ばれる一品。八角やシナモンスティックなどの本格的なスパイスを扱うのは、実は今回が初めて。
使い慣れない食材が料理をどう変えてくれるのか。実際に調理して感じた「驚き」と「仕上がり」を詳しくレポートします。

(写真:GourmetBiz)
準備時間:約5分 調理時間:約60分
■材料(4~5人分)

- 鶏もも肉(骨付き):約900g
- ねぎ(青い部分):約5cm
- にんにく:1かけ
- しょうが:1かけ
- シナモンスティック:1本
- 八角:1コ
- 赤とうがらし(ヘタと種を除く):1本
- しょうゆ:カップ1
- 紹興酒または酒:大さじ1と2/3
- 砂糖:30g
- 水:カップ1/2
- 香菜(ザク切り):適量
- フレンチマスタード:適量
■作り方
① ねぎは縦半分に切ります。にんにくとしょうがは皮をむき、包丁の腹などでたたいてつぶします。

② 鶏肉が入る大きめで深さのある鍋に<A>を入れて中火にかけます。

③ 煮立ったら、鶏肉を皮を上にして入れます。①のねぎ・にんにく・しょうが、シナモンスティック、八角、赤とうがらしを加えます。

④ 鶏肉に煮汁をかけてからふたをし、弱火で約15分間煮ます。時々ふたを開け、煮汁を鶏肉にかけながら、常に小さな泡が出る程度の火加減を保ちます。

⑤ 鶏肉をいったん取り出し、今度は皮を下にして鍋に戻します。

⑥ 再びふたをし、時々煮汁をかけながら、③と同じくらいの火加減で15〜20分間煮ます。

⑦ 火を止め、ふたをしたまま約10分間置いて味をなじませた後、鶏肉を取り出します。鶏肉の皮は破れやすいので、フライ返しや菜箸などを使い、丁寧に取り出します。

⑧ 煮汁を中火にかけ、5〜10分間煮詰めます。

⑨ 鶏肉を食べやすく切って器に盛り、煮汁を適量かけます。残った煮汁は「ヤオカイのたれ」として、炒め物や煮物など、さまざまな料理に活用できるそうです。

⑩ 香菜とフレンチマスタードを添えて完成です。

■慣れない食材でも調理はシンプル
今回の料理は、これまで使ったことのない食材が多く、作る前は少し緊張しました。初めて使ったのは、骨付きの鶏もも肉、八角、シナモンスティック、香菜です。

ただ、調理工程はとてもシンプルで、ほぼ煮込むだけ。想像していたよりも簡単に感じました。

キッチンには八角とシナモンの甘く爽やかな香りがふんわり広がり、本格的な中華料理を作っているような気分になりました。
■中華料理店のような鶏料理
スパイスの豊かな風味と、骨付き鶏肉の組み合わせはとても新鮮。今までに食べたことのない味わいでした。

弱火でコトコトと煮込んだ鶏肉は、しっとりとやわらかい仕上がりです。

甘辛いしょうゆ味が中までしっかり染み込み、骨の周りの肉までじっくり味わえました。
ただ、少し後味が気になったので、鶏肉の下処理をしてから調理すると、よりおいしく仕上がりそうです。


マスタードは相性ぴったり。ほどよい辛味と酸味が加わり、またひと味違う味わいに飽きずに食べられます。

香菜は風味が強いため、好みが分かれそうです。
全体的に、普段の家庭料理にはないような独特の味わいがあり、大人向けの料理に感じられました。八角とシナモンの香りが気に入ったので、また作りたいと思える料理でした。
※情報は掲載時点のものです。
<取材・編集:GourmetBiz編集部>
























