シンプルな料理ながら、ボリューム満点で野菜も摂れるレシピがこちら。NHK「きょうの料理」で紹介された、タサン志麻さんの「さけのムニエル」です。
ネットでも「作りやすい」「これは美味しい!」「完食してくれて感激」などと好評です。実際に作ってみましたので、その味や作りやすさをレビューします。

準備時間:10分 調理時間:15分
■材料(2人分)

- 生さけ(切り身):2切れ(約200g)
- 塩:1つまみ
- こしょう:少々
- 小麦粉:大さじ1
- バター:大さじ1
- サラダ油:大さじ1

- 生しいたけ:2枚
- まいたけ:1/2パック(50g)
- 白ワイン:1/2カップ
- レモン:半分
- ほうれんそう:200g(スーパーの1袋がこれくらいです)
- にんにく:1かけ
- バター:20g
- 塩こしょう:適量
■作り方
①さけは冷蔵庫から出して10分ほど常温に置きます。紙タオルで挟んで水気をしっかり拭きとっておきましょう。


②ほうれん草を5cmの長さに、にんにくを半分に切ります。


③フライパンにバターを入れ、中火で加熱します。

泡立ったバターが落ち着いたら、にんにくとほうれんそうを入れて炒めます。


④塩こしょうを振ってお皿に盛ります。


⑤さけの両面に塩こしょうをまんべんなく振ります。

小麦粉を全体に薄くまぶし、軽くたたいて余分な粉を落とします。

⑥フライパンにバターとサラダ油を入れ、弱火で加熱します。

バターが溶けたら、さけを入れて弱めの中火で約3分焼きます。

⑦裏返してさらに3分ほど焼き、お皿に取り出しておきます。


⑧しいたけの軸を切り落とし、薄切りにします。まいたけは食べやすい大きさにほぐします。

⑨さけを焼いたフライパンをそのまま中火で熱し、しいたけ、まいたけを炒めます。

⑩しんなりしたら白ワインを加え、汁けがほとんどなくなるまで5分間ほど煮詰めます。



⑪レモンを絞り、さっと混ぜて火を止めます。

⑫ほうれんそうのソテーの上に⑧のさけのムニエルをのせ、ソースをかけて完成です。




■ポイント
野菜とタンパク質がしっかり摂れ、彩りもキレイな一品が簡単にできました。きのこソースはレモンが程よく効いており、後味がすっきりしているので、何口でも食べられる美味しさです。
また、さけに小麦粉をまぶすことでバターがしっかり絡み、満足感のある味わいになります。衣がうっすら黄金色に変わるタイミングで裏返すと、香ばしさもアップします。
さらに、アレンジしやすいのも魅力です。仕上げにしょうゆをほんの少し加えると和風の風味になります。魚や野菜を変えても応用できるので、飽きずに美味しく食べられそうです。
普段の焼き魚にマンネリを感じていた方にも、ぜひ一度試してほしいレシピです。
■クリエイター紹介
調理・撮影・執筆:MII
食品会社に勤務しながら、レシピやグルメ記事を執筆しています。日々の仕事で得た知識や経験を生かし、忙しい日でも手軽においしく作れる料理を提案。身近な食材で作る楽しさや工夫をみなさんの食卓へ届けます。
※情報は掲載時点のものです。
<取材・編集:GourmetBiz編集部>





























