これまで、たくさんのプロの料理家さんのレシピを作ってきた中で、私が「個人的にもう一度作りたい!」と感じた“一生モノ”の神レシピをご紹介します。
それが、NHK「きょうの料理」でも紹介された、笠原将弘さんの「牛肉のしぐれ煮」です。
このレシピをもう一度作りたいと思ったのは、シンプルな工程なのに「下茹で」や「煮詰め方」にプロの技が光り、まるで高級料亭のようなワンランク上の仕上がりに感銘を受けたから。家族からも「これ美味しい!」と大絶賛された一品です。
それでは、リピートで作ってみましたので、その魅力を深堀りレビューしていきます!

(写真:GourmetBiz)
準備時間:3分 調理時間:15分
■材料(一人分)

- 牛切り落とし肉:100g
- 生姜:10g
- 水:大さじ2
- 酒:大さじ2
- しょうゆ:小さじ2.5
- みりん:小さじ2.5
- 砂糖:10g
■作り方
①牛肉は食べやすい大きさに切り、ピンク色が残る程度に熱湯にサッとくぐらせ(※『霜降り』という調理法)、冷水につけて水気を切ります。
牛肉を失敗せず「霜降り」に茹でるコツは、沸騰後すぐではなく、30秒ほど置いて少し温度を下げたお湯でサッと茹でること。アクや臭みを取る目的なので、完全に火が通る前に素早く冷水にあげるのがポイントです。


②生姜は皮をむいて千切りにし、水にさらして水気を切ります。

③鍋に【A】を入れて強火にかけ、沸騰したら中火にし、少し煮詰まったら牛肉を加えて煮汁がほぼなくなるくらいまで煮ます。肉を固くせず、しっかりした味に仕上げるため、煮汁を煮詰めてから肉を加えるのがポイントとのことです。
個人的に煮詰め具合は、煮汁が少し残るくらいの方がパサつきにくくなるかなと感じました。


④生姜を加え全体によく煮絡めて、火から下ろして完成です。


■試す価値アリの一品!

笠原さんの牛肉のしぐれ煮を改めて食べてみると、牛肉の臭みが一切無く、味がしっかりと染みているのが魅力だと感じます。これは牛肉を下茹でして臭みやアクを取り除くひと手間をかけているからこそ出せる、ワンランク上の味わいだと思います。

肉が固くならずにしっかり味を染み込ませるもう一つのポイントは、肉を入れる前に先に煮汁を煮詰めておくこと。とろみが出るくらいまで煮詰めてから牛肉を入れて煮絡めることで、肉が固くなるのを防ぎ、短い加熱時間で濃い味わいに仕上がります。

少ない材料で手軽に作れる牛肉のしぐれ煮ですが、シンプルな料理だからこそ、ひと工夫で格上げされる笠原さんのレシピはさすがです。これはまた必ずリピートします!試す価値アリの一品なので、ぜひみなさんも作ってみてくださいね。
■クリエイター紹介
調理・撮影・執筆:yurika
フードコーディネーターとして活動中。料理系メディア制作会社での経験を活かし、レシピ開発・フード撮影・動画制作・記事執筆まで幅広く手がけています。“ラクして映える”簡単レシピが得意です。
※情報は掲載時点のものです。
<取材・編集:GourmetBiz編集部>





















