「予約のとれない伝説の家政婦」としてメディアで大人気のタサン志麻さん。今回は、志麻さんのYouTubeで紹介されていた「豚肉のリエット」に挑戦してみました。
作るのに少し時間はかかりますが、じっくり煮込んで豚肉の旨みを閉じ込めた仕上がりは、まさに特別な一品。ネットでも「とっても美味しくできました」「バケットにつけて食べたら絶品でした」と、評価の高いレシピです。
それでは、私が実際に作ってみて感じた、作りやすさから味わいまで忖度なしで詳しくお伝えいたします。

(写真:GourmetBiz)
調理師免許を持つフリーランス料理研究家。出産前は料理人として勤務し、現在は一児の母。電子レンジを活用したオンライン料理教室講師として、企業向けにレシピ開発や動画撮影を中心に活動している。
■材料(作りやすい分量)
準備時間:約5分 調理時間:約1時間30分(マリネする時間は除く)

- 豚バラ肉塊:600g
- 玉ねぎ:1個
- にんにく:2かけら
- 塩こしょう:適量
- コンソメ:小さじ1
- タイム・ローリエ:あれば
- サラダ油:大さじ1
■作り方
① 豚バラ肉はペーパーなどで水気をきり、肉の重量に対して1%の塩を全体に振ります。時間があれば一晩マリネして、3cm幅に切ります。



② 玉ねぎは繊維に沿って切ります。にんにくは芽を取り、スライスします。フライパン(または鍋)にサラダ油を熱し、玉ねぎを弱火でじっくり炒めます。途中でにんにくを加え、しんなりするまで炒めます。



③ 豚肉を加えて中火にし、全体が白っぽくなるまで焼きます。肉を加えるとフライパンの温度が下がるため、火加減は中火に調整します。


④ 肉が浸るくらいの水を加えて強火にします。沸き始めたら、最初に出てくるアクを丁寧に取ります。



⑤ タイム、ローリエ、コンソメを加えます。しっかり沸騰している状態でフタをし、ポコポコと沸く状態を保つ弱火にして約1時間煮ます。


⑥ ザルにあけ、煮汁と肉に分け、タイムとローリエは取り除きます。


⑦ 煮汁は鍋に戻して煮詰めます。肉は氷水で冷やしながら細かくほぐします。肉は冷える前に味見をし、しっかり旨みを感じる程度まで塩・胡椒を加えて調味します。冷めると塩が溶けにくくなるため、温かいうちに調味します。



⑧ 煮汁は再度沸騰させ、約100mlになるまで煮詰めます。かなり濃い味に感じるくらいが目安です。

⑨ 煮詰めた煮汁を氷水で冷やします。白っぽくなり、とろっとするまでホイッパーで混ぜます。

⑩ ⑨を少しずつ肉に加えて混ぜます。すべて加える必要はなく、肉と油分のバランスはお好みで調整します。


1時間じっくり煮込むので時間はかかりますが、まるで高級店のような一品が家で作れるのは嬉しいです。

■パーティーにぴったり!
私がフレンチレストランで働いていた頃、毎年クリスマスに作っていたことを思い出しました。パーティーなど人が集まる場で、この豚肉のリエットが出てきたらきっと注目されてしまうと思います。今回は少し煮詰めが足りず、水分がやや多めの仕上がりになりました。

作る際は、煮汁をしっかり煮詰めるのがおすすめです。ただ、なめらかな口どけが好きな方には、今回のような仕上がりもいいかなと思いました。しっかりとした食感がお好みの方は、さらに煮詰めて調整してみてください。自分で作ることで、肉と油分のバランスを好みに合わせて調整できるのも、手作りならではの嬉しいポイントです。

とっても贅沢な美味しさで、バゲットなどにたっぷりとのせて食べるのが特におすすめです。ぜひみなさんも作ってみてくださいね!

■クリエイター紹介
調理・撮影・執筆:ゆりな
調理師免許を持つフリーランス料理研究家。出産前は料理人として勤務し、現在は一児の母。電子レンジを活用したオンライン料理教室講師として、企業向けにレシピ開発や動画撮影を中心に活動している。
※情報は掲載時点のものです。
<取材・編集:GourmetBiz編集部>






















